平林木材団地で木工教室を運営しています。木工・DIYが初めての方、ものづくり自体が初めての方、そんな方たちの「これ、作ってみたいんです」や「基礎を勉強したい」という声にできる限り応えして、皆様笑顔で作品を完成させてらっしゃいます。木工経験者の方、設計が得意な方などにはそれぞれに合った指導をさせて頂いており、時には生徒さん同士で情報交換、コツや発見などを共有している、垣根のないアットホームな環境です。
アルブル木工教室は大阪市住之江区の平林木材団地で木工を「楽しむ」ことに重点を置いて運営しています。年齢や性別、経験に関係なく、どなたでもものづくりが楽しめるようコースや設備を整えており、2008年4月の開講以来多くの受講生の皆様がそれぞれの発想で作品を作られてきました。
また、大人向けの木工教室と平行して、子ども向けに木育(もくいく)活動に力を入れています。今日本の森林は荒れています。それは木が切られて荒れているわけではありません。木が使われないことによって、間伐されるべき木が切られず、森林整備が進んでいないためです。
一般に森林を守るためには木を切らずに大切にすることが重要だと思われています。私たちも木育の出前授業に行って子どもたちに聞いてみると、ほとんどの子どもたちは木は切ってはいけない、大切にしなければいけないと思っているようです。
もちろん、世界には木をきるとそこが砂漠になるところがあります。そういうところでは木を切ることが環境破壊につながります。でも日本ではどうでしょうか?木を切ると砂漠になるでしょうか?そうはなりません。温暖で雨の多い日本では木を切っても、また木や植物が生えてきます。
日本では今植樹をするところを見つけるのが困難なくらい木が豊富にあります。ところが、日本の木が使われないため間伐が行われず森林が荒れています。この悪循環をたつためには、日本の木を使うことが重要です。
私たちアルブル木工教室は木の消費地である大阪で、木を使うことが日本の環境にとって良いことであることを出前授業や出張木工教室で子どもたちに発信しています。この木育活動が次世代により良い環境を残すことに貢献できればと思っています。
アルブル木工教室は大阪府子育て世帯応援事業「まいど子でもカード」協賛店です。
「まいど子でもカード」ホームページは→ http://www.maidokodemo.jp/