まっちなび-企業・団体紹介

 大阪YMCA

大阪YMCAは1882年に設立され、地域奉仕・国際協力活動をはじめ、体育野外活動・社会教育・学校教育・幼稚園・保育園・高齢者福祉など幅広い活動をして、人々の全人的な成長に力を注いできました。そしてその思いは、130年以上を経た今も、脈々と受け継がれています。またシンボルマークの赤三角形は、精神(Spirit)・知性(Mind)・身体(Body)の調和のとれた全人格的な成長を表現したものです。

活動内容

更新:2016-03-30

ともに生きる世界をつくる

 YMCAは、1844年、ロンドンで誕生しました。産業革命が進む中、同世代の仲間たちの人格の成長と生活の改善を願う12人の青年たちの「志の結集」がその始まりでした。彼らの働きがたくさんの若者たちの共感を呼び起こし、国境を越えて、今日のYMCA運動に発展しました。現在、世界119の国と地域で、およそ5800万人の会員が、YMCAの活動にかかわっています。
日本では1880(明治13)年に初めて東京YMCAが、1882(明治15)年に大阪YMCAが創設されました。日本でもっとも古い公益法人のひとつとして様々な分野で活動を行ってまいりました。
現在では、財団法人を中心に、学校法人(大阪府認可)・学校法人(兵庫県認可)・社会福祉法人の4つの法人格を有するグループとして、次の5つの事業分野を中心に活動を行っています。

◆ウエルネス事業部  いつも人との関わりを大切に、人が人としてその生涯を通じて豊かに成長する事を願って活動を続けてきました。特に青少年育成においては、命の大切さを学び健やかな心と体を育む、青少年の「全人としての成長」を願いとし、活動を展開しています。近年はグローバルリーダーシップ育成事業として、世界各国からユースをインターンシップ生として受け入れています。

◆学校事業部  明治から英語教育を行ってきました。近年は、英語による保育・教育を通じて子どもたちが地球規模(グローバル)の視野を持ちながら、地域(ローカル)の課題に取り組み、平和を創り出すリーダーシップを育んでいます。さらに留学生を対象にした日本語教育は、多文化共生の手段として行っています。また中学校・高校生を対象に安心できる環境と関係性を提供し、一人ひとりの個性を伸ばす取り組みも行っています。

◆こども園事業部  子ども達がのびのびと自由に活動できる環境の中、キリスト教精神に基づいた幼児教育を実施しています、特に『体育あそび』を通じて創造性や自発性、社会性を伸ばしています、加えて、教育と福祉(養護)の融合に取り組み、認定こども園を運営しています。

◆シニア事業部  「喜ぶ人とともに喜び、泣く人と共になきなさい。」という聖書の言葉を心に留めて、人を思い、人に寄り添いながら地域と共に歩んできました。超高齢社会の課題解決のため、「介護予防」という概念を持った事業を行い、東アジア地域での指導者養成を行っています。これからも地球規模で「思いやり」を持って元気高齢者が繋がる社会を創っていきます。

企業・団体の概要

  • 所在地: 〒550-0001  大阪市西区土佐堀1-5-6
  • TEL:06-6441-0894
  • 設立:1882年6月
  • 代表者氏名:総主事 末岡 祥弘
  • 事業内容:ウェルネス事業、学校事業、こども園・子育てサポート事業、シニア事業、地域・国際協力事業、ボランティア養成事業 等
  • ホームページ:http://www.osakaymca.or.jp/