地域子育て支援拠点事業4か所の運営(ハート広場、ふれんど広場、平野おやこの広場、龍華おやこのひろばをしています。対象は、0歳~3歳児乳幼児親子です。 こどものてらこや・文化部・防災リーダークラブの対象は、小学生~高校生です。中学生、高校生、大学生はリーダーとして活動を支えています。 おとなのてらこや事業(認知症予防事業)の対象は、高齢者の方。また、世代間交流事業として、「東住吉区金魚すくい大会」を11年間開催してきました。小学生、中学生に「命の授業」「福祉の授業」も提供しています。障がいのある子どもの居場所づくりとして「児童ディサービス」を運営しています。
平成14年に地域に建った仮設消防署あとの活用として、「子どもが主人公の居場所づくり」を実施していきたいという親の願いが、実現へと動き、平成15年12月1日から「任意団体ハートフレンド」を発足。子ども会活動に関わるお母さん達が中心に活動を始めました。また相談役には、地域の連合長会長や女性部長、民生委員長がなってくださり、やがて小学校や中学校も巻き込み、地域ぐるみの子育て支援に発展していきました。
子どもが様々な体験学習を通じて、「生きる力」を育み、「人間力」を育てていくことができる機会を多く創っていきました。
平成16年からは、文部科学省「地域子ども教室」推進事業の「地域子ども教室」を受託。学校や保護者からも理解を得て、登録児童数は250名を超えていきました。そして地域のボランティア数は100名あまりと広がりました。
子どもを真ん中に据えた活動は、大人の団体同士もつないでいき、大人と大人、大人と子どもの顔をみえる関係づくりにつながっていきました。平成18年に法人化。大阪市から地域子育て支援拠点事業を受託し、大阪市内で3か所、八尾市で一か所、気軽に子育て相談もできる親子の広場を運営しています。当初15名からスタートしたスタッフでしたが、現在は48名在席しています。
平成24年2月1日から障がいのある子どもの居場所づくりを実施していくために、「児童ディサービス・ハートフレンド」を開所しました。
地域で生まれて地域で安心して育っていく。すべての親が安心して子どもを育てることができる町づくり。老いても安心して暮らすことができる町づくり。困っている課題を地域で解決していく。そんなサービスを生み出していきたいと考えています。
平成25年には、「あ・り・が・と・う」~ハートフレンド10年のキセキ~を自費出版しました。出産前から高齢者までの総合的な共生福祉の町づくりを目指しています。