しつけと虐待どう違うの?!

 井上 一江(愛されるママの為の子育て悩み解消カウンセラー)

更新:2016-06-03

愛されるママのための子育て悩み解消カウンセラー 井上一江です。

最近、しつけとは何?
虐待との違いはどこなの?

そんな質問がよくあります。
難しいですね!
受ける側がどう受け止めるかにもよりますし、状況にもよります。
大人の世界では、パワハラやセクハラと同じで受けた側がこの人は良くてこの人はいやの世界になる部分もあります。

4歳の時、怒られて当然のことをしたときに正座をさせられました。

子ども心には「やっぱり、怒られたか!」「正座嫌だけどしかたないなあ」って気持ちがありました。

それは、祖母から毎回危ないからと言われていたことをした「私が悪い」という意識があり体罰とは未だに思っていません。

しかし、昨今報道されたお子さまに対しての正座などは悪意の虐待でしかありません。
悲しいけど現実の事です。

体罰は、親や相手の都合で成り立ちます。
しつけは、子どもや相手に「このようなことをしたら・・・」説明があるはずです。

会社では、コンプライアンスがあり遵守されているはずですが男女関係や、上司部下の関係がもつれると突然セクハラや、マタハラ、パワハラになります。
困った問題です!感情論になるので・・・

その点、子どもは感情が素直です。
率直に意見を言います。
裏表もありません。

2歳児はかわいそうですが、言葉がはっきりしないことで親をいらつかせしつけということで「体罰」もあります。

線引きはすごく難しいことですが、親が叱る前にこれはしかるべきなのか叱る必要がないのか考える時間を作って欲しいです。

我が家は、「正座」は、親子でしていました。

なぜなら、いらっとして何でも無いことで怒ってしまったことに対し、考える時間をこどもと並んで子どもには「なぜ、怒られたか答えてほしい」と。

私は、なぜ怒ったか考えるべきと思い正座をして考えていると「おかあさん、感情的になりすぎました。ごめんね!」って、謝っている自分がいました。

形は違うけど、同じ光景をよく見ます。
あーーやってるなあ!
努力してるなあー!
子どものこと考えているなあー!
自分のことも客観的にみているなあー!
昔の自分を思い出しながらo(^-^)o(・・。)ゞ

努力はいつか実るかも・・・なんてこと思いながらほんの少しの時間ですが関わるお子さまの子育てを楽しんでいます。
そして、笑わせてくれます。

本当にやっていることが親とそっくり( ゚ ▽ ゚ ;)
良いことはまねし、悪いことはこそっとまねし・・本当に面白い!
本人はわかってしているわけではないと思います。
ただ、親がしているから許されることと思っているようです。

しつけ、虐待からこのような話になりましたが、子は親を見て育ちます。
環境が変われど、育ちは変えることができません。

一度、自分の子がしていることじっと見てください。
えーっと思うことがあったら相談してください。

 

執筆者

  •  井上 一江
  • 愛されるママの為の子育て悩み解消カウンセラー
  • プロフェッショナル心理カウンセラー上級、アロマコーディネーター、タッチケア(赤ちゃんマッサージ)講師、食育アドバイザー、チャイルドカウンセラー、メンタルコンサルタント、職場復帰ママの為の企業講師
  • 関連WEBページ:http://ameblo.jp/lavie10/
  • ふぁみなび:株式会社ラヴィ紹介ページ