子どもが大きくなった時、自分のことは自分で出来る自立した子どもに、またお友達とも仲良くできる社会性のある子どもになって欲しいと思いませんか?
そのためには、子どもを怒ったり、甘やかしすぎてはいけません。
講演会の所でも出てきたお話ですが、例えば食事中にお茶をこぼしたとしましょう?皆さんはどうしますか?あなたは「がみがみ派」ですかそれとも「あまあま派」ですか。
がみがみ怒って子育てをしていると子どもは臆病になったり、自信のない子になったり、中には反抗的な子どもになる事があります。では親が全部片付ける「あまあま派」で育てると今度は自立心や責任感のない子どもに育つことがあります。お勧めは「やさしく、きっぱり」です。
子どもがお茶をこぼしたのを不適切な行動ととらえずに、「失敗」ととらえて、温かく見守り、しかも子どもの年齢なりの片付けをしてもらうそんな子育てがお勧めです。
「やさしく、きっぱり」子育ては自立心のあるこどもに育ちますし、友達がこぼしたときに優しく声かけ出来る子どもに育ちます。
「大丈夫」「こぼした時は、どうしたらいいのかな?」「何かお手伝いすることは、ありますか?」今親が子どもに声掛けした事をモデルに、お友達にも声掛けをしますよね
今は子どもがこぼしていますが、いずれは私達も年を取りこぼしたりすることが多くなる事が予測されます。
そんな時に「余計な事するから、こぼすのよ。いい加減して」なんて言われたら寂しいですよね。
責任のある子に育てるには、失敗をとがめるのではなく、その年齢なりの責任を取れる行動をして欲しいのです。
してしまった、失敗の責任は年齢なりに取ってもらいますが、叱らなくても、話し合えば分かる事もたくさんあると私は思います。
優しい子どもに育てたい時には、優しい声掛けがお勧めです。
「優しく、きっぱり」は中々修行がいりますが、自立した子どもを育てるためには、とても重要なことです。