お⺟さんは「きょうだい仲良く」を願っているのに、毎⽇毎⽇繰り返される⼦どものけんかを⾒ているとイライラしてしまいますよね。
がみがみママは、早く解決をしたくて、子どもの話を聞かずに、二人を怒って解決します。中には、つい早く解決がしたくて「お兄ちゃんが悪いのでしょう!」と親が裁判官になって、長子を怒ってしまいます。がみがみママで長子ばかりを責めると、⻑⼦は不公平だと思い、また末⼦は泣けば何でも解決できると思うようになります。
また、あまあまママはどうしたらいいかわからなくオロオロしてしまいます。そうしていると、親への信頼感はなくなってしまします。
また自分を主張するばかりで、喧嘩の解決方法は学びません。
楽育ママでは、子どもの話を聴き、子ども同士で解決できる力をつける、サポートがしたいのです。将来、生きる力をそだてるためにも話し合う力、問題の解決能力をつけたいのです。では⼀体どうすればいいのでしょう。
そこでお助けマンです。例えば 3 歳なら …
①きょうだいげんかは宝です。
けんかは⼀⼈では出来ません。私は「けんかは宝、きょうだい仲良しだからけんかするんだよ」と⾔っています。
⼀緒に遊ばなければけんかも起こりません。⼦どもはきょうだいげんかを通して社会性を学んでいくのですよね。叩かれたら痛いこと
手を出さなくても、言葉で解決できる事、喧嘩をした後の解決方法等などを、兄弟げんかを通して社会性を学んでほしいのです。
夫婦喧嘩はお勧めではありませんが、「喧嘩は仲がいいからするのだよ」と普段から言っておくと、夫婦げんかをした時も「パパとママは仲がいいからたまには喧嘩もするのよ」と言えるし、子どもも安心するかもしれませんね。
②⼦どもの⼿はしゃべります。
⼦どもが⼿をだした時「その⼿は何を⾔いたかったのかな?」と⼦どもの気持ちをきいてあげてください。「取らないで」とか「返して」「一緒にあそぼ」と必ず⾔いたいことがあります。叩いても相手には、自分の気持ちは伝わりません。親は、是⾮その⾔いたいことを、⾔語化するお⼿伝いをしてあげてくださいね。「この叩いた手は、なんと言いたかったのかな?」答えられない時は「貸してほしかったのかな?」「仲間に入れて欲しかったのかな?」と聞いておげてください。子どもが自分の気持ちを整理するお手伝いが、出来る親になれるといいですね。
③⼦どものけんかは新幹線!
⼦どもはけんかもよくしますが、仲直りも早いですね。もちろん危険なときは間に⼊った⽅がいいですが、任せてみる勇気も⼤切です。けんかをしても新幹線並みに仲直りします。今⽇は⾃分たちでどのあたりまで仲直りができるのかな?と⾒守るのもお勧めです。
※このワークでは「お⺟さん」を⼤⼈の総称として使っています。